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【京急】ウィング・シートは何故ガラガラなのか?

結果、リピーターを作れない

ウィング・シートは、券売機で購入できないので利用のハードルが少し高く、停車時間が短いので乗車時に選択する時間が無く、他の車両と座席グレードが同じなので特別感が乏しいという3コンボが原因で空気輸送になっているのですが、それには副次的な原因も存在します。

実際にウィング・シートに乗ったことがある人なら分かりますが、ウィング・シートのアテンダントさんは基本1人、つまりワンオペなので、素早く多くの利用客を捌けないということです。

KQuickならアテンダントが持っているQRコード読取端末でピッとしたらおしまいですが、現金の場合は端末入力と着席券の印刷、おつりの用意などで少し時間がかかります。現金利用客が1人くらいなら良いのですが、同じ駅で複数の乗客が現金支払いの場合だと、オペレーションに人数分の時間がかかります。

これの何が問題なのかと言うと、リピーターが作れないということです。

「お試しで1回利用してみようかな」という乗客が実際にウィング・シートを利用してみて、いざ現金支払いで利用して見ると「座れるまで時間かかるな」と感じてしまうと、「次も利用してみよう」という気になれません。

ハードルが高い利用の仕組みに加えて、オペレーションに時間がかかっているということで、リピーターを逃しているということになります。


編集後記

値段は文句言わないから、せめて券売機でウィング・シートのチケットが購入できるようにして欲しい😿

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座席指定ウィングサービス|京浜急行電鉄

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