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【阪急】新2300系導入数とPRiVACE(プライベース)の運用数、9300系の改造など(メモ)

阪急で初めて導入される有料座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」ですが、報道公開時に新2300系の導入数と、プライベースの運用数が少しだけ明らかになっています。9300系の改造の話も出て来ているので、その辺りも含めて色々と整理してみます。

…が、読み手置いてけぼりのメモです。



プライベース開始時は6編成、最終的に12編成の体制

新2300系および「PRiVACE(プライベース)」の報道公開で各メディアから情報が出ていますが、マイナビニュースの内容が一番詳細に取材しています。

(前略)「PRiVACE」車両に関して「サービス開始の時点で7編成(2300系1編成、9300系6編成)在籍し、うち5編成で運用予定」「最終的に12編成まで拡大し、うち10編成で運用していく」と説明があった。

―マイナビニュース「阪急電鉄「PRiVACE」9300系に組み込む車両も2300系、今後の計画は」



サービス開始時は6編成5運用体制

2024年7月のサービス開始には、2300系1編成・9300系6編成の体制で合計7編成がプライベースとして運行可能な編成数となり、運用は5編成で実施するとのことです。

  • 1時間あたり2~3本の頻度で運行(阪急公式リリース
  • 2300系1編成・9300系6編成の合計7編成体制(報道公開)
  • 5編成で運用(報道公開)

既に、プライベース運行開始当初の本数は阪急公式リリースにもある通り、1時間あたり2~3本の頻度で運行されることが明らかになっており、日中は約半分(2本に1本の特急)がプライベースのサービス対象になります。

運用数の観点だと、現行ダイヤの特急の日中運用数は10本、報道公開で明らかになった5編成をプライベースにあてるということからも、日中の2回に1回の特急はプライベースの対象となります。



2025年以降は12編成10運用体制

また、2025年以降のプライベースは、

  • 1時間あたり4~6本の頻度で運行(阪急公式リリース
  • 新2300系と9300系を合わせて12編成体制(報道公開)
  • 10編成で運用(報道公開)

ということから、日中のほぼ全ての特急がプライベースになることが想定されます。

「4~6本で運行する」というのはラッシュ時の運用や、ラッシュ前後の入出庫の調整、車両交換等、一部の運行で一般車による代走が発生する都合上、全時間帯の全ての特急系統では難しいことから、「4~6本で運行する」という判断と考えられます。



特急車両は新2300系に、9300系は改造へ

特急車両は新2300系に統一

少し前に当サイトでは、車番の観点からゴリ押しした稚拙な記事を記載していますが、マイナビニュースの取材では、新2300系は12編成まで製造されることが明らかになっています。

今年度、8両編成の2300系は1編成のみの導入だが、今後も京都線特急車両の代替として増備を進める。時期はまだ先だが、最終的に全12編成を導入し、京都線特急車両を2300系に統一する計画だという。既存の特急車両9300系は車両改造等を行い、引き続き使用予定としている。

―マイナビニュース「阪急電鉄「PRiVACE」9300系に組み込む車両も2300系、今後の計画は」

なので、既に搬入されているプライベースの車番(C#2356~C#2361)から、2300系は2300F~2311Fまでの12本が製造されることになります。

ただし、並行して神戸線・宝塚線向けに新2000系の導入もあることから、2300系のみを1年1~2編成ずつ導入と想定した場合、2300系で特急車両を統一するには、最短で5年以上は必要と考えられます。



9300系は改造

これまた再度の引用となりますが、9300系についても報道公開で少しだけ明らかになっています。

今年度、8両編成の2300系は1編成のみの導入だが、今後も京都線特急車両の代替として増備を進める。時期はまだ先だが、最終的に全12編成を導入し、京都線特急車両を2300系に統一する計画だという。既存の特急車両9300系は車両改造等を行い、引き続き使用予定としている。

―マイナビニュース「阪急電鉄「PRiVACE」9300系に組み込む車両も2300系、今後の計画は」

京都線の特急を2300系に統一するため、9300系は車両改造を行うとのことです。

車両改造の内容について、具体的には言及されていませんが、2300系を特急形に統一するということから、9300系の一般車格下げ改造、もう少し踏み込むと、セミクロスシートからロングシートへの改造が考えられます。

京都線の特急形車両の宿命といいますか、京都線の特急形として製造された2800系・6300系も改造されて、嵐山線の運用に就くというキャリアをたどっています。ただ、9300系の改造内容や、改造後の去就については、阪急公式が発表していないので、これから観測が必要となります。



9300Fは2024年7月に検査

9300系関連で言うと、直近で注目なのは、9300Fでしょうか。

「9300系誕生20周年記念列車」としてヘッドマークが掲出されている9300Fが2024年7月に検査のため入場予定となっています。

2024年7月というタイミングなので、プライベースの運行開始時期と重なります。このタイミングで9300Fが抜けたとしても、2300系2300Fが導入されるので、特急形車両の本数自体は増減にはならず、特急系統の代走捻出は必要ありません。

流石に考えすぎかもしれませんが、9300Fが改造工事も合わせて実施するのかも注目ポイントの一つです。



関連リンク

阪急電鉄「PRiVACE」9300系に組み込む車両も2300系、今後の計画は|マイナビニュース

【阪急沿線おしらべ係 第59回】 新型車両2300系のデビューまでの裏側をレポート!|阪急沿線おしらべ係

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