【阪急】新2300系は12編成まで製造するのか？

先日、阪急新2300系のうち、プライベース車両だけが6両、正雀に搬入されました。

車番はC#2356～C#2361で、既に2023年12月に搬入されたC#2350を含めると、合計7両のプライベース車両が揃っています。

ところで、今回、正雀に搬入されたC#2356～C#2361の車番から考えると、新2300系は最大12編成まで製造されるかもしれません。

追加搬入はC#2356～C#2361

今回搬入されたプライベース車両は、C#2356～C#2361の6両です。

既に2300系1編成・9300系6編成でサービスを開始、9300系組み込みは一時的な措置である事が明らかになっており、2024年3月搬入分のプライベース車両（C#2356～C#2361）は9300系組み込み用でしょう。

新2300系は12編成まで新造される？

2024年3月搬入分のプライベース車両の車番（C#2356～C#2361）と、今回搬入された6両の車番（C#2356～C#2361）から考えると、

• 2301F～2305F：8連で搬入
• 2306F～2311F：7連で搬入し、C#2356～C#2361を組み込む

というシナリオであれば、新2300系は合計12編成が揃うということになります（数字上では）。まあ、単に番号を並べただけですが。

番号だけで推測すると、次の様な編成表になるかなと。

プライベースは1時間あたり2～3本の運行（7編成）でスタート、2025年には1時間あたり4～6本の頻度で運行予定となっています。

2025年に1時間あたり4～6本の運行を目指すのであれば、2024年度内に新2300系をあと3本投入する勢いで新造する必要があると思いますが、並行して9300系に一時組み込みするためのプライベース車だけ入れることもあるかもしれません。

新2300系の製造ペースがどうであれ、車番だけ見れば、新2300系は12編成まで製造されそうです。

新2300系12編成製造は妥当？

ここからは余談です。

もしすべての特急系統を新2300系にするのであれば、新2300系を12編成製造するのは、日中ダイヤに限って言えば、妥当なラインと言えます。

京都線の現行ダイヤでは、日中の特急は10列車が走っている（列車走行位置情報上で特急が10本見える）状態です。予備を考慮すると、新2300系を12編成まで揃えて、京阪8000系プレミアムカーの様に、「日中の特急を全てプライベースで運行する」という水準にまで持って行けると考えられます。

ただし、予備を考慮しても12編成で耐えうるのは日中だけです。

新2300系12編成体制で、もし1編成でも運行できない事態が発生してしまうと、ラッシュ時にプライベース車を一般車で代走する対応になります。トラブルは仕方ないにせよ、終日の特急系統全列車をプライベースで完全維持するのであれば、12編成では少々心許ないかもしれません。

編集後記

京都線の全部の特急系列車がプライベースなったら凄いわね😺

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