京阪ホールディングスが2023年3月30日に発表した中期経営計画で、3000系に組み込まれているプレミアムカーを1両から2両に増やすことが判明しています。
鉄道ファンや京阪沿線にお住まいの方、プレミアムカーのヘビーユーザーにとってはワクワクするような発表でしたが、同時に、3000系の余剰車両が増える可能性も出てきました。
【2023年6月29追記】2023年時点で余剰車両は13000系への組み込みが始まってますね😺
プレミアムカーが増える!余剰も増える?
当サイトでも以前取り上げましたが、2025年秋以降、京阪3000系のプレミアムカーが1両から2両に増える予定となっています。対象は3000系全編成の合計6編成です。
プレミアムカーが増えることで収益増や話題性などの効果が出て来ると思いますが、同時に、余剰車両が6両生まれるということになります。
2021年に導入された3000系プレミアムカーは、車両を新造して3000系に組み込まれました。その結果、元々3000系に組み込まれていた中間車両(元7号車)が余剰車両となってしまいました。
余剰車両になった中間車両は営業運転に就いておらず、寝屋川車庫で待機している状態です。2021年の報道公開時に、マイナビニュースが京阪側に余剰車両の活用方法を確認していますが、未定としていることから、結局のところ「余剰」となります。
活用方法は…?
増える余剰車両(と既存の余剰車両)の活用方法が気になるところですが、当サイトでも以前(勝手に)考えてみたので、もしよろしければそちらをご覧頂ければと思います。
プレミアムカー新造前提で発生する余剰を、どう活用するのか考えた時に、部品確保か13000系に組み込むのが妥当かなと思います。
ただし、素人が考えることくらい、京阪内部では既に考えていると思うので、すぐさま13000系に組み込めない何か特別な事情があるかもしれません。
余剰車両に少しだけ動きが…?
ところで、先日、寝屋川車庫で日向ぼっこしている3000系の余剰車両にどうやら動きがあったみたいです。
プレミアムカー導入後約2年間、半端車として留置されていた3750形のうち、4両(3753〜3756?)の内装工事?が行われていました。動向が注目されます。 pic.twitter.com/CM26JlP5i4
— 森 小 路 (@KH07user) April 4, 2023
関連リンク
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