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【謎】高輪ゲートウェイ駅の駅名撤回署名運動は、結局何だったのか?

山手線で最も新しい駅である高輪ゲートウェイ駅。2020年3月14日に暫定開業し、2024年に本開業する予定です。

ところで、この高輪ゲートウェイ駅、駅名が公募されて、決定されたのは公募130位の「高輪ゲートウェイ」だったことから、色々と話題になり、署名運動まで起こりました。しかし、結果的に「高輪ゲートウェイ」で暫定開業し、そのまま本開業を迎えようとしています。



「高輪ゲートウェイ」の駅名問題(?)

2018年6月5日、JR東日本から1本のリリースが公開されました。「品川新駅(仮称)の駅名を募集します」というリリースです。

そのリリースで、

田町~品川駅間では「グローバル ゲートウェイ 品川」のコンセプトワードのもと、国際的に魅力のある交流拠点の創出と『エキマチ一体のまちづくり』の検討を進めています。

と述べていました。

公募開始の時点で「ゲートウェイ」という単語が入っていることから、もう既にここで決着がついていた様な気がしますが、とりあえず公募という形となります。

公募発表から半年後の2018年12月4日、「田町~品川駅間の新駅の駅名決定について」がリリースされ、ここに高輪ゲートウェイという単語が初めて登場します。

ちなみに、参考として挙げられていたのが、

第1位 高輪(たかなわ)
第2位 芝浦(しばうら)
第3位 芝浜(しばはま)

でした。

そのニュースが発表された直後、SNSだけでなく、情報系番組でも取り上げられ、「高輪ゲートウェイ」という名前は一気に知れ渡りました。

この時、何が問題だったのかというのは色々と噴出していましたが、端的に言うと、

公募130位(36票)が選ばれるなら、公募する意味がない

ということ。

能町みね子氏が発信して、change.orgで署名キャンペーンが始まります。結果的に約4万8,000人の署名が集まり、高輪ゲートウェイ駅開業後の3月27日に、能町みね子氏・今尾恵介氏・飯間浩明氏によってJR東日本に提出されました。

…で、めでたし感がありますが、その後はどうなったのでしょうか?