阪急に現存している行灯式発車標のうち、宝塚線・清荒神駅の行灯式発車標は、正月の三が日だけ使用されます。三が日を逃すと1年後になってしまうため、せっかくなので見に行ってきました。
清荒神駅の行灯式発車標
大阪梅田方面ホームにある清荒神駅の行灯式発車標ですが、普段は使用されていません。
清荒神駅の近くに清荒神清澄寺という真言三宝宗のお寺があり、多くの参拝客が訪れるため、正月三が日はめっちゃ混みます。
駅員と学生班を総動員…とまでは行きませんが、三が日はとにかく混みます。そもそも清荒神駅、普段はそれほど乗客はおらず、2022年の駅別乗降人員数は、86駅中78位の6,612人。
で、正月の三が日だけは、普段は利用しない多くの人が訪れることもあり、清荒神駅の行灯式発車標が使用されます。
こちらは大阪梅田寄りの行灯式発車標。ちゃんと使用されています。
こっちは宝塚寄りの行灯式発車標。こっちもちゃんと使用されています。
ただし、三が日は土休日ダイヤで運行されるため、日中はほぼこの表示しか電照されません。
ちなみに…
日本サイン株式会社さんが、この行灯式発車標を取り扱っているみたいです。
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