浅草は東京屈指の観光地として有名で、多くの人が観光に訪れています。東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)の終点・浅草駅も、浅草観光の観光客や、日光や鬼怒川温泉に向かうための乗客でにぎわっています。
さて、東武浅草駅の改札に訪れると、インパクトのある階段広告に注目する人が多いと思います。あの階段広告、広告掲載料はいくらなのでしょうか?
東武の階段広告の料金
東武鉄道の広告掲載料金は、東武鉄道のホームページに掲載されています。
東武鉄道の広告については、いくつか種類があり、階段広告の場合は、
- 掲出期間は1ヶ月
- 駅等級別の料金制(看板類)
- 1段ごとに料金が発生
- 1駅につき5段以上
という条件で掲載が可能です。
看板類の駅等級については、7ランク(S・AA・A・BB・B・C・D)となっており、Sが一番高い料金です。階段広告の場合は、駅等級Sで1段あたり80,000円の料金です。
浅草駅の階段広告の料金
浅草駅の乗降人員は2022年度1日平均で34,577人です。池袋駅(388,238人)や北千住駅(382,081人)と比べると明らかに少ないですが、浅草駅の看板類の駅等級は、7ランク中最高のSです(「TOBU AD MENU 2023」33ページ掲載)。
1駅につき5段以上という制約があるので、駅等級Sである浅草駅に階段広告を1ヶ月掲載するためには、
80,000円(1段)×5段(制約)=400,000円
となります。最低額でも40万円必要ですね(製作費のぞく)。
ちょっと事例を見てみます。これは伊藤園さんが掲出していた時期の浅草駅の階段です。
この「お~いお茶」の階段広告、ものすごくインパクトがありますよね。階段を上がろうとしたら、ドドーンと目に入って来ます。なんと、31段使って階段広告を掲載しています。これくらい派手に使えば、話題になる可能性は高いかもしれません。
そして、勝手に広告掲載料を計算してみます。「お~いお茶」の階段広告は31段使っているので、1ヶ月あたりの広告掲載料は、
80,000円(1段)×31段=2,480,000円
となります。伊藤園さん、1ヶ月約250万円を浅草駅の階段広告に払っていたことになります。
編集後記
東武に乗らなくても、松屋浅草を待ち合わせ場所に利用する人も多いから、浅草の階段広告は見た人が多いんじゃないかな?😺
インパクトあるし、SNSにもアップされてるの時々見かけるから、1ヶ月250万円くらいの広告料金でも潜在的なコスパが良いのかもね😺