記事内に広告が含まれています。
【スポンサーリンク】

【阪急】行灯式発車標の残存(メモ 2023年10月時点)

阪急に現存している行灯式発車標のメモです。千里線の各途中駅(柴島と淡路は除く)、今津線・仁川駅、宝塚線・清荒神駅に行灯式の発車標が残っています。



行灯式の発車標(行先案内表示器)

昨今、パタパタ(反転フラップ式行先案内表示機)がLED式やLCD式に置き換えられており、その姿を見る機会が激減していますが(残り4駅)、行灯式の行先案内表示機はしぶとく残っています。

で、行灯式行先案内表示機の設置駅一覧です(抜け漏れあったら申し訳ないです)。

阪急の行灯式行先案内表示器 設置駅
路線 設置数
千里線 下新庄駅 1ヶ所
(北千里寄り)
千里線 吹田駅 2ヶ所
千里線 豊津駅 1ヶ所
(淡路寄り)
千里線 関大前駅 2ヶ所
千里線 千里山駅 2ヶ所
千里線 南千里駅 2ヶ所
千里線 山田駅 2ヶ所
今津線 仁川駅 2ヶ所
宝塚線 清荒神駅 2ヶ所

千里線7駅、今津線・仁川駅、宝塚線・清荒神駅の合計9駅です。パタパタよりも、行灯式の方が残存数は多いです。

千里線途中駅

千里線途中駅の行灯式行先案内表示機で使用されているパネルは5種類。天神橋筋六丁目の右パネルは行先が記されていません。

天下茶屋 大阪梅田
天神橋筋六丁目
淡路 回送

2019年に、梅田駅から大阪梅田駅に駅名変更した際、ちゃんと行灯も「梅田」から「大阪梅田」に差し替えられました。

今津線・仁川駅

左から、発車順(先発・次発)、種別(急行・普通)、行先(大阪梅田・西宮北口)となっています。

先発 次発 急行 大阪梅田
先発 次発 普通 西宮北口
先発 次発

左下のパネルには発車順が記されていますが、右下のパネルには種別・行先が記されていません。

ちなみに…元々、「急行」の色は赤色でしたが、「梅田」から「大阪梅田」に駅名変更した時に、黄色に変えたみたいですね。

宝塚線・清荒神駅

初詣の時期に使用されていますが、普段は使用されていません。

快速急行 大阪梅田 停車駅 山本・雲雀丘花屋敷・川西能勢口
池田・石橋阪大前・蛍池・豊中・十三
急  行 大阪梅田 雲雀丘花屋敷で普通大阪梅田ゆきに連絡
普  通 大阪梅田 十三・大阪梅田へは急行が先着

右上のパネルの「停車駅」、右中の「普通」、右下の「急行」が他の文字よりも少しだけ小さいです。

それと、千里線と仁川駅の行灯は表面が反射していましたが、清荒神駅の行灯は表面が反射しないタイプですね。



行灯式で問題は無さそう?

LED式・LCD式に変える必要があるかどうか…と言えば、正直、行灯式のままで特段問題はないと思います。

千里線途中駅

千里線の種別は各駅停車のみなので、行灯の行先だけ切り替えれば問題ありません。

LED式・LCD式に変えると、購入費・設置費はもちろん、維持管理のためのランニングコストが発生してしまいます。

仁川駅

今津線の日中のダイヤは西宮北口~宝塚を往復するだけなので基本的に行先案内表示機は必要ありません。

仁川駅の行灯式行先案内表示機は「競馬開催時の臨時ダイヤ運行時のみ」と使用目的が極めて限定されているため、現状で事足ります(先述した千里線同様、コストがかかります)。

清荒神駅

宝塚線の清荒神駅の行灯式行先案内表示機は、三が日しか使われていません。

で、これを置き換える必要があるのかというと、微妙なところですね。

急行と準急(ラッシュ時)が停まりますが、豊中駅まで各駅停車です。1日平均の乗降人員数も6,612人(2022年通年)で、順位は78位。

清荒神の行先案内表示機よりも、優先して設備投資する必要があるという判断なのかもしれません。



関連記事

阪急で残っているパタパタはどこにある?(2022年3月)
先日、京急川崎駅のパタパタ(反転フラップ式案内表示機)が撤去されたことで盛り上がっていますが、阪急神戸線の岡本駅でもパタパタが撤去されました。 注目が集まった岡本駅のパタパタですが、阪急ではパタパタが残っている駅が4駅あります。
😼ランダムで記事を見る😽

鉄道イベント情報(鉄道コムtetsudo.comより)

日付 イベント
4月27日(土)
4月28日(日)
4月29日(祝)
4月30日(火)
5月1日(水)
5月2日(木)
5月3日(祝)
5月4日(祝)
5月5日(祝)
5月6日(祝)