突き抜け急とは、京阪電鉄で使用されていた「急」の字のこと。側面幕やサボで突き抜け急が使用されていたが、1989年の鴨東線開業とともに使用されなくなった。
突き抜け急とは?
突き抜け急とは、京阪電鉄で使用されていた「急」の文字です。
「急」の「ヨ」の真ん中の線が突き抜けている状態の文字が、突き抜け急と言われていまた。
突き抜け急を使用した定期運行の列車は消滅しているので、営業車両で見ることは出来ません。
…が、京阪の樟葉駅が最寄の「くずはモール」に行けばみることが出来ます。
くずはモールの南館・ヒカリノモール1階にあるSANZEN-HIROBAに展示されている初代3000系の側面幕が、突き抜け急の「特急」になっています。
この幕の「急」の部分、真ん中の横線が突き抜けています。
特急・急行・準急などのサボや側面幕に突き抜け急が使用されていましたが、1989年の鴨東線開業の際に消滅しています。
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