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【超概説】阪急1000系(2代目)

阪急1000系は阪急神戸線・宝塚線の通勤形車両。9000系・9300系の開発コンセプトを継承しつつ、環境に配慮した省エネルギー性能の向上や、車内外の騒音低減を図った。



阪急1000系(2代目)超概説

阪急1000系は、2013年に登場した阪急神戸線・宝塚線用の通勤形車両です。

9000系・9300系と同じく、日立製作所の車両ブランド「A-train」で、アルミ車体のダブルスキン構造を採用しています。9000系・9300系と比べ、運転室出入口までダブルスキン構造部分を広げており、車両前面に梁を追加して正面強度を向上させるなど、安全性の向上を考慮しています。

諸元

製造年2013年~
製造数19編成152両(1編成8両)
※2021年末時点
MT比4M4T
車体アルミニウム合金(A-train)
台車ボルスタ付きモノリンク台車
最高速度115km/h(営業運転:神戸線)
100km/h(営業運転:宝塚線)
130km/h(設計)
加速度2.6km/h/s
減速度3.7km/h/s(常用)、4.2km/h/s(非常)
制御方式IGBT素子VVVFインバータ制御
全長19,000mm
全幅2,770mm
全高4,095mm

主電動機は東芝製の全閉自冷式永久磁石同期電動機(PMSM)を採用し、省エネや騒音低減に加えてメンテナンス性も向上しています(主電動機内部に外部からの異物が入らない、分解不要で軸受交換が可能など)。

MTは、9000系・9300系では3M5Tでしたが、車両の粘着性を考慮して1000系からは8000系・8300系で採用されていた4M4Tに戻っています。

寸法については全長と全高は9000系と同じですが、全幅が20mm拡大されています。

運用

神戸線・宝塚線のほぼ全ての種別で運用されています(支線を除く)。宝塚線の車両は能勢電鉄への乗り入れも可能。

デザイン

外観は阪急伝統のマルーン・屋根にアイボリー・窓周りに銀装飾という阪急のスタンダードなデザインですが、1000系から貫通扉周りの銀装飾が無くなりマルーン塗装に変更されています。



編成表

記号意味
VVVFVVVFインバータ
SIV静止形インバータ
CP空気圧縮機
< >パンタグラフ
M電動車
c制御車
T付随車
8両編成1000形1500形1600形1050形1150形1550形1650形1100形所属
CPVVVFSIVVVVFSIVCP
<    ><    >
TcMM’TTMM’Tc
1000F10001500160010501150155016501100神戸線
1001F10011501160110511151155116511101宝塚線
1002F10021502160210521152155216521102神戸線
1003F10031503160310531153155316531103宝塚線
1004F10041504160410541154155416541104宝塚線
1005F10051505160510551155155516551105神戸線
1006F10061506160610561156155616561106宝塚線
1007F10071507160710571157155716571107神戸線
1008F10081508160810581158155816581108神戸線
1009F10091509160910591159155916591109宝塚線
1010F10101510161010601160156016601110神戸線
1011F10111511161110611161156116611111神戸線
1012F10121512161210621162156216621112宝塚線
1013F10131513161310631163156316631113宝塚線
1014F10141514161410641164156416641114神戸線
1015F10151515161510651165156516651115宝塚線
1016F10161516161610661166156616661116神戸線
1017F10171517161710671167156716671117神戸線
1018F10181518161810681168156816681118宝塚線
1019F10191519161910691169156916691119神戸線



関連リンク

新型車両 1000系・1300系 を この秋より導入します!|阪急電鉄(2013年当時のリリース)

『東芝レビュー』Vol69 No.8「阪急電鉄(株)1000系車両用 電気品」|東芝(インターネットアーカイブ)

車両図鑑 1000系|阪急電鉄

参考文献

『RRR : railway research review. 72 (1) フィールドレポート no.57 全閉形永久磁石同期主電動機(PMSM)』 鉄道総合技術研究所

『私鉄車両年鑑2022』 イカロス出版

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