記事内に広告が含まれています。
【スポンサーリンク】

【阪急】万博のためにつくられた千里阪急ホテル、2025年度末で営業終了する模様

少し前のリリース。2021年3月31日の阪急阪神ホールディングスのリリース「連結業績予想の修正及び個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ」で、千里阪急ホテルの営業終了を発表しています。

営業終了時期は2025年度末ごろを予定。1970年の大阪万博の年に開業し、2025年の大阪・関西万博の後に営業を終えることになりそうです。



万博の年に開業、万博後に営業終了

千里阪急ホテルは1970年の大阪万博の前に開業しました。

北大阪急行の終点駅、千里中央駅付近のランドマークの一つとしても有名な千里阪急ホテルですが、レジャーの多様化・インバウンド需要・関西都市部の再開発により競争が激化、更に2020年の新型コロナウィルスの流行による収益減。

2021年3月31日に阪急阪神ホールディングスから発表された「(株)阪神阪急ホテルズにおける構造改革について」で、千里阪急ホテルは2025年度末頃の営業終了を発表しています。

千里阪急ホテルの他、第一ホテルアネックス・吉祥寺第一ホテル・梅田OSホテル・第一ホテル東京シーフォート・大阪新阪急ホテルの営業終了も発表されています。



建物の老朽化も営業終了の要因に

千里阪急ホテルは1970年の大阪万博に合わせて開業。

グリル・バー、コーヒーショップ、プールを持つリゾートホテルです。1976年には宴会場を増設、1991年と1994年にはキリスト教式結婚式のための独立型チャペルを建設しています。

GoogleEarthより

その後、客室や宴会場のリニューアルを行っていますが、2020年には開業50年を迎えています。競争激化に加えて、建物の老朽化も進んでいることから、2025年度末頃に営業終了を予定している模様です。

営業終了後、どのように活用されるのかは未発表ですが、千里中央駅周辺では一体的な再開発も控えています。

豊中市HPより (右下の千里阪急ホテルは基本計画対象範囲に含まれている。)

豊中市における「千里中央地区活性化基本計画」では、基本計画対象範囲である東町エリアに千里阪急ホテルも含まれていることから、何かしらの再開発が行われる可能性があります。



編集後記

千里阪急ホテルがなくなるのは寂しくなるけど、阪急が千里中央に注力してきた歴史もあるから、これからも期待できるわね😺

関連リンク

連結業績予想の修正及び個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ |阪急阪神ホールディングス

千里阪急ホテルの歩み|千里阪急ホテル

千里阪急ホテル|阪急阪神第一ホテルグループ

千里中央地区活性化基本計画 概要版|豊中市

関連記事

【阪急】外観が奇抜な「千里阪急」、再開発で消える模様
北大阪急行・千里中央駅の東にある、特徴的な外観のこの建物。阪急百貨店の千里阪急です。 1970年の万博の直前に建てられた千里阪急ですが、再開発により、その姿を見ることが出来なくなるみたいです。
😼ランダムで記事を見る😽

鉄道イベント情報(鉄道コムtetsudo.comより)

日付 イベント
4月27日(土)
4月28日(日)
4月29日(祝)
4月30日(火)
5月1日(水)
5月2日(木)
5月3日(祝)
5月4日(祝)
5月5日(祝)
5月6日(祝)