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【超概説】北総鉄道7500形

北総鉄道7500形は、北総鉄道の通勤形車両。老朽化していた7000形の置き換えを目的として導入された。

見た目こそ北総鉄道のイメージカラーである北総ブルー・北総ライトブルーを纏っており、北総鉄道のロゴ「HOK’SO」が掲げられているが、京成グループ標準車両として導入された2代目京成3000形の4次車、新京成N800形と同じ仕様となっている。




北総鉄道7500形超概説

北総鉄道7500形は2002年に導入された北総鉄道の通勤形車両です。スキンステンレスで製造されていた7000形は車体の腐食が進んでいたため、7300形に引き続いて7000形を置き換える目的で導入されました。

2代目京成3000形が京成グループ標準車両として京成電鉄で導入されており、京成3000形4次車と同時期に製造され、新京成N800形とともに共通設計となっています。

諸元

製造年2005年~2006年
製造数3編成24両(1編成8両)
MT比6M2T(8両編成)
車体軽量ステンレス
台車モノリンク式ボルスタ付台車
最高速度110km/h(営業運転)、120km/h(設計)
加速度3.5km/h/s
減速度4.0km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常)
制御方式IGBT-VVVFインバータ
全長18,000mm
全幅2,768mm
全高4,036mm
4,050mm(パンタ車)

基本スペックは京成3000形4次車と同仕様です。都営浅草線・京急線への直通前提で起動加速度とブレーキ性能が設定されています。

また、北総鉄道では初のIGBT-VVVFインバータを採用しています。


運用

北総線内に加え、京成押上線・都営浅草線・京急空港線の運用にも入ります。スペック的には成田スカイアクセス線にも入線可能ですが、(大人の事情もあって)成田スカイアクセス線には入線できません。

デザイン

シルエットは京成3000形と同じですが、帯の色は北総ブルー・北総ライトブルーが施されています。

尚、7500形に使用されているロゴ「HOK’SO」は日本車輌製造がデザインしたもので、後に北総鉄道の社名ロゴとして正式採用されています。

車内風景については、Style-Train Graphics-様(個人サイト様)にてお楽しみください。

北総鉄道7500形 車内デザイン
京成3000形の北総線バージョンとして2006年に登場した、北総鉄道7500形電車の車内デザインをご紹介します。 車内座席、袖仕切り、スタンションポール優先席貫通路車いすスペース乗務員室背面客用ドアLCD車内案内装置吊革荷棚...

北総鉄道7500形編成表

記号意味
VVVFVVVFインバータ
SIV静止形インバータ
< >シングルアームパンタグラフ
M電動車
T牽引車
c制御車
←京成高砂印旛日本医大駅・成田空港→
8両編成CPVVVFSIVVVVFCPSIVVVVFCP
<       >      <       >
M2cM1TM1′M2TM1M2c
7501編成7501-87501-77501-67501-57501-47501-37501-27501-1
7502編成7502-87502-77502-67502-57502-47502-37502-27502-1
7503編成7503-87503-77503-67503-57503-47503-37503-27503-1



関連リンク

車両図鑑 7500形|北総鉄道

北総鉄道殿向 7500形|日本車輌製造

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