2023年5月18日、京成電鉄が2023年度の設備投資計画を発表しています。
2年振りの車両新造と、新型形式3200形の設計を進める他、連続立体交差事業や荒川橋梁の架替工事などの大工事、駅バリアフリー整備などで設備投資額は前年比+58億円の193億円となります。
2年振りに車両新造
2023年度の設備投資計画で、3100形8両編成1本の代替導入が判明しています。
2021年度末時点で3100形は6本導入済。代替導入と銘打っていることから、3100形の7本目が導入されると、3000形3050番台の成田スカイアクセス線仕様カラーが消滅することになります。
尚、2022年度に発表されている京成電鉄の移動等円滑化取組計画書では新造車両の導入の計画変更が記載されており、2022年度と2024年度に予定していた3100形の新造導入が、計画から削除されています。
なので、もともとは2022年度に導入する予定だった3100形8両編成1本を、2023年度にスライドさせたと考えられます。
3200形、遂に来るの…?
『京成グループ長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」の策定について』や、グリーンローンによる資金調達の使途目的で判明していましたが、2023年度の設備投資計画で、3200形の設計が改めて明記されました。
…とは言え、「編成車両数が変更できる新形式車両」という情報以外は何も判明していません。
車齢や役割を考慮すると、3500形や3600形を置き換えるために3200形が導入されそうですが、汎用性が高く、柔軟な運用に適応できる車両を導入するとなると、設計段階でそれなりに時間が必要になると思います。
編集後記
代替(だいがえ)って読んでる人に違和感を感じるわね😺💧
ねこは「だいたい」って読んでるよ😺
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