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【京阪】6000系各編成内の製造次内訳

現在の京阪6000系は8両編成6本(合計48両)です。

今は全て8両編成ですが、(簡単に言えば)そこに至るまでには10次車までの製造が行われています。

というわけで、編成表で各編成内の製造次がどのようになっているのか、編成表内で一覧にしてみました。



6000系各編成内の製造次

京阪6000系の各編成内における、製造次の内訳一覧です。製造次で色分けしています。

京阪6000系各編成内の製造次
編成 6000形 6100形 6600形 6500形 6700形 6550形 6150形 6050形
Mc M T T T T M Mc
6001F 6001 6101 6601 6501 6751 6551 6151 6051
1次車 1次車 1次車 1次車 3次車 1次車 1次車 1次車
6002F 6002 6102 6602 6502 6752 6552 6152 6052
1次車 1次車 1次車 1次車 3次車 1次車 1次車 1次車
6003F 6003 6103 6603 6503 6753 6553 6153 6053
1次車 1次車 1次車 1次車 3次車 1次車 1次車 1次車
6004F 6004 6104 6604 6504 6754 6554 6154 6054
1次車 1次車 1次車 1次車 7次車 1次車 1次車 1次車
6005F 6005 6105 6605 6505 6755 6555 6155 6055
1次車 1次車 1次車 1次車 7次車 1次車 1次車 1次車
6006F 6006 6106 6606 6506 6756 6556 6156 6056
1次車 1次車 1次車 1次車 7次車 1次車 1次車 1次車
6007F 6007 6107 6607 6507 6757 6557 6157 6057
1次車 1次車 1次車 1次車 7次車 1次車 1次車 1次車
6008F 6008 6108 6608 6508 6758 6558 6158 6058
1次車 1次車 1次車 1次車 7次車 1次車 1次車 1次車
6009F 6009 6109 6609 6509 6759 6559 6159 6059
1次車 1次車 1次車 1次車 8次車 1次車 1次車 1次車
6010F 6010 6110 6610 6510 6760 6560 6160 6060
1次車 1次車 1次車 1次車 8次車 1次車 1次車 1次車
6011F 6011 6111 6611 6511 6761 6561 6161 6061
1次車 1次車 1次車 1次車 8次車 1次車 1次車 1次車
6012F 6012 6112 6612 6512 6762 6562 6162 6062
2次車 5次車 2次車 2次車 5次車 9次車 5次車 2次車
6013F 6013 6113 6613 6513 6763 6563 6163 6063
4次車 4次車 4次車 4次車 4次車 9次車 4次車 4次車
6014F 6014 6614 6114 6514 6764 6564 6164 6064
6次車 6次車 6次車
6014Ⅱ 6114Ⅱ 6614Ⅱ 6次車 6次車 9次車 6次車 6次車
10次車 10次車 10次車

編成単位で見ると、6012F(2次車・5次車・9次車)と6014F(6次車・9次車・10次車)がごちゃっとしてます。6012F・6014Fともに、編成内の製造次は3種類ずつあります。

6012Fについては後述するとして、趣味的に有名な6014Fは、京都側3両(6014・6114・6614)がVVVF試作車として経歴があり、7000系に編入された後、2代目の京都側3両(6014・6114・6614)が製造されています。

形式で見ると、6700形が3次車・4次車・5次車・7次車・8次車の5次に渡って製造されていることもポイントでしょうか。

…というわけで、6014Fは有名なので他のサイトさん等で見て頂くとして、今回は6012Fにフォーカスします。



6012Fの製造次内訳

6012Fの製造次内訳は以下の通り。

6012F 6012 6112 6612 6512 6762 6562 6162 6062
2次車 5次車 2次車 2次車 5次車 9次車 5次車 2次車

2次車・5次車・9次車の3次で8両編成が構成されており、増備は2度実施されました。編成両数の経歴は以下。

  • 登場時:2次車4両(6012・6612・6512・6062)
  • 7両編成化:5次車3両(6112・6762・6162)
  • 8両編成化:9次車1両(6562)

それぞれ簡単に紹介します。



2次車4両

6000系の1次車は、1983年に6001F~6011Fまでが7両編成で製造されています。

そして、1986年に2次車の6012Fが4両編成(6012・6612・6512・6062)で製造されました。

6012F 6012 6612 6512 6062
2次車 2次車 2次車 2次車

4両編成で登場した理由は、2600系4両編成の補填です。

1986年当時、京都市内の地下線区間(東福寺駅と七条駅の間~三条駅)で工事が行われており、その試運転として2600系の4両編成が抜擢。その2600系4両編成が試運転で使用されるため、6012Fは4両編成で登場することになりました。

5次車3両

1989年には5次車3両(6112・6762・6162)が製造。

6012F 6012 6112 6612 6512 6762 6162 6062
2次車 5次車 2次車 2次車 5次車 5次車 2次車

中間車3両が6012Fに組み込まれ、6012Fは7両編成になります。

変更点としては以下。

  • 側面のアルミ窓枠と車体外板が同一面
  • 側面表示幕窓のアルミ枠が廃止
  • 車側灯がLED1灯の縦長カバーレンズ(2次車と同外観)

尚、5次車3両よりも先に、6次車の6014Fが竣工・営業運転開始を開始しています。



9次車1両

1992年には9次車1両(6562)が製造。

6012F 6012 6112 6612 6512 6762 6562 6162 6062
2次車 5次車 2次車 2次車 5次車 9次車 5次車 2次車

5次車に続いて中間車が組み込まれ、6012Fは8両編成になります。6000系各編成で増備目的で2度も中間車が組み込まれたのは6012Fのみです。

尚、6013F(6563)と6014F(6564)の8両編成化用に同時期に製造されています。

編集後記

そう言えば、6000系で大阪方のM車(6150形)が増やされたのって6012Fだけですね😺



参考文献

『鉄道ピクトリアル No.822 2009年8月号臨時増刊 【特集】京阪電気鉄道』 株式会社電気車研究会

『鉄道ピクトリアル No.1004 2022年10月号臨時増刊 【特集】京阪電気鉄道』 株式会社電気車研究会

『京阪電車』 JTBパブリッシング

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