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【超概説】近鉄16200系<青の交響曲(シンフォニー)>

近鉄16200系は近畿日本鉄道の特急形車両。大阪阿部野橋~吉野を走る、「上質な大人旅」をコンセプトとした観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」の運行に使用されている。



近鉄16200系「青の交響曲(シンフォニー)」超概説

近鉄16200系は近畿日本鉄道の特急形車両です。

南大阪線・吉野線用の観光特急で、沿線の観光振興を目的として2016年に登場しています。元6200系6221Fを改造したため、通勤車両から観光特急に格上げされた事例となります。

「あべのハルカス」が立地する大阪阿部野橋駅(南大阪線)・桜の名所吉野山の玄関口である吉野駅(吉野線)を結ぶルートで運行され、その沿線には、

  • 日本遺産に指定された「明日香村」
  • 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録された「金峯山寺」をはじめとする由緒ある神社仏閣
  • 美しい自然景観を誇る「みたらい渓谷・洞川温泉」
  • ワイナリー・地酒蔵元・フルーツの名産品

などの観光資源が多くあります。その中を「青色の列車」が走り、沿線の観光資源と車両が調和し響きあうことをイメージして「青の交響曲(シンフォニー)」と命名されています。

諸元

登場年2016年(6221Fの改造)
在籍数3両
MT比2M1T
最高速度100km/h(営業運転)
制御方式抵抗制御

元6200系で性能向上改造等は実施していないため、カタログスペックは6200系と同じです。そのため、最上級クラスのインテリアを体験出来ることはもちろん、抵抗制御特有のエンターテイメントな走行やモーター音も楽しむことが出来きます。

運用

「青の交響曲(シンフォニー)」専用車両のため、南大阪線・吉野線の大阪阿部野橋~吉野を1日2往復しています。

時刻表はコチラから。

【近鉄】青の交響曲(シンフォニー) 時刻表・停車駅
大阪阿部野橋と吉野(奈良県)を結ぶ、近鉄の観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」の時刻表と停車駅です。大阪阿部野橋と吉野の間を、1日4便のダイヤで運行されます。

水曜日以外の平日・土休日に運行されています。水曜日は一般特急車両が代走。



デザイン

外観はベースが濃紺色で、高級感を引き立てるゴールドが窓周り・車体下部・スカートに施されています。車両前面と側面に「Blue Symphony」のエンブレムが飾られており、吉野山の木々や草花を象徴する繊細でエレガントな印象をかたどっています。

インテリアは、元通勤車両とは思わせないような高級ホテル風になっています。

1号車と3号車はシングル・ツイン(2人)・サロン(4人)の3種類のシート。

2号車はラウンジ・バーカウンター・ライブラリー。

メニュー(2022年6月時点)。

編成表

3両編成ク16300モ16250モ16200
◇   ◇
TcMMc
SY01163011625116021



関連リンク

青の交響曲(シンフォニー) Blue Symphony|近畿日本鉄道

大阪阿部野橋駅~吉野駅間に新しい観光特急が平成28年秋デビュー! |近畿日本鉄道

南大阪線・吉野線観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」が平成28年9月10日デビュー!|近畿日本鉄道

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鉄道イベント情報(鉄道コムtetsudo.comより)

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