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【超概説】京阪10000系

京阪10000系は2002年に登場した通勤形車両。

4両編成はワンマン運転対応車両、7両編成は京阪本線の優等種別も担当しており、後年に登場した13000系と並んで汎用性の高い設計と運用実績を誇る。



京阪10000系超概説

京阪10000系は2002年に登場した京阪の通勤形車両です。7200系をベースにして、省エネ・バリアフリー・製造コスト低減なども盛り込まれています。

10000系が製造された主な目的は2つ。

  • ワンマン運転対応
  • 1900系・2600系(0番台)の置き換え

10000系は設計段階で、交野線のワンマン運転を見越して、ワンマン運転対応の車両として設計されています1

尚、10000系への置き換えで廃車となった1900系・2600系の一部部品を10000系で再利用していることも特徴的なポイントの一つです。

諸元

製造年 2002年~2006年
製造数 ・24両
・6両(他形式からの編入)
MT比 4両編成:2M2T
7両編成:3M4T
車体 アルミニウム合金
台車 ダイレクトマウント空気ばね台車
・M車:軸梁式
・T車:SUミンデン式
最高速度 110km/h(営業運転)、120km/h(設計)
加速度 2.8km/h/s
減速度 4.0km/h/s(常用)、4.3km/h/s(非常)
制御方式 IGBT-VVVFインバータ制御
全長 先頭:18,900mm
中間:18,700mm
全幅 2,780mm
全高 4,185mm

京阪本線で初めてIGBT-VVVFインバータを採用しており、以降、京阪本線に投入される形式もIGBT-VVVFインバータを採用しています2

10000系として製造されたのは24両(4両編成6本)ですが、7200系から2両・9000系から4両が供出されて10000系改番・編入されています。

寸法は6000系~9000系と同じですが、バリアフリー対応で床面の高さを20mm下げたため、車体下部の絞り込みを無くして垂直になっています。



運用

ワンマン運転対応の設計のため、製造時は全て4両編成で製造されており、7200系・9200系の車両を編入するまで交野線・宇治線の運用に就いていました。

現在も、4両編成の10000系は、13000系4両編成とともに交野線・宇治線の運用に就いています。

7200系・9200系の編入後、7両編成が組成された10000系は、本線の優等種別を担当しており、形式全体で見ると幅広い運用に就いていることが分かります。

デザイン

車両前面のデザインは9200系とほぼ同一ですが、登場時のカラーリングはターコイズグリーン1色。その後、中之島線開業に伴う京阪の新カラー採用のため、現在はシティコミューターのツートンカラーとなっています。

細かいところでは、10004F以降の窓枠に黒色が採用されており、以降の京阪車両も窓枠が黒色となっています。



編成表

記号 意味
VVVF VVVFインバータ
SIV 静止形インバータ
CP 空気圧縮機
パンタグラフ
M 電動車
c 制御車
T 付随車
7両編成 10000形 10500形 10700形 10100形 10750形 10550形 10050形
VVVF・CP SIV VVVF・CP SIV VVVF・CP
Mc1 T0 T2 M2 T3 T4 Mc2
10001F 10001 10501 10701 10101 10751 10551 10051
10002F 10002 10502 10702 10102 10752 10552 10052
4両編成 10000形 10500形 10650形 10050形
VVVF・CP SIV VVVF・CP
Mc1 T0 T1 Mc2
10003F 10003 10503 10653 10053
10004F 10004 10504 10654 10054
10005F 10005 10505 10655 10055
10006F 10006 10506 10656 10056

関連リンク

車両紹介 10000系|京阪電気鉄道

参考文献

『鉄道ピクトリアル No.822 2009年8月号臨時増刊 【特集】京阪電気鉄道』 株式会社電気車研究会

『鉄道ピクトリアル No.1004 2022年10月号臨時増刊 【特集】京阪電気鉄道』 株式会社電気車研究会

『京阪電車』 JTBパブリッシング

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注釈

  1. 現在は10001Fと10002Fが7両編成になっているが、登場時は全編成が4両編成だった。
  2. 京阪全体で見ると、1997年に登場した京津線800系で既にIGBT-VVVFインバータが採用されている。