南海が2023年度の移動等円滑化取組計画書を公開しています(2023年6月12日付)。
高野線に8300系導入と9000系改造工事の他、中百舌鳥駅のホームドア設置のための整備が盛り込まれています。
車両関係
車両関係では8300系の新造導入と9000系の改造が行われる予定です。
形式(路線) | 内容 | 2022年度時点計画 (2023年度まで予定) |
8300系(高野線) | 4編成14両導入 | 新造14両 |
9000系(南海線) | 1編成6両改造 |
改造12両 |
尚、9000系については最後まで残っていた9511Fが、2023年7月中に改造工事を完了しており、9000系のリニューアルは全て完了となっています。
駅設備関係
駅設備関係については以下の通り。
駅 | 内容 |
中百舌鳥駅 | 4 番線に可動式ホーム柵の整備及びホームと車両の段差隙間解消を実施(2023 年度) ※以降他番線についても計画中 |
今宮戎駅 | エレベーター1 基及び多機能トイレ 1 箇所を整備。 |
高師浜駅 | エレベーター1 基及び多機能トイレ 1 箇所を整備。 |
伽羅橋駅 | エレベーター1 基(2024 年度以降)及び多機能トイレ 1 箇所(2023年度)を整備 |
北助松駅 | ホームと車両の隙間解消を実施 |
忠岡駅 | ホームと車両の隙間解消を実施 |
中百舌鳥駅がホームドア設置のための整備を実施予定で、北助松駅と忠岡駅はホームと車両の隙間を解消する工事を実施予定となっています。
関連リンク
参考文献
『鉄道ピクトリアル No.1017 2023年10月号 【特集】南海電気鉄道』株式会社電気車研究会
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