京成電鉄は2022年9月22日のリリースで、グリーンローンによる資金調達の実施を発表しています。
グリーンローンの資金使途目的のうち、「車両の導入に係る投資」で3100形・3200形の導入が記載されています。
グリーンローンで3100形・3200形製造の資金を調達
2022年9月22日のリリースで発表された京成のグリーンローンは、シンジケーション方式で、鉄道事業全体および関連事業で総額100億円を金融機関7社から借り入れます。
グリーンローンの発表に伴い、公開された資料は以下3つです。
車両関係については、各資料において、グリーンローンを利用した3100形・3200形導入の旨がそれぞれ明記されています。
グリーンローンとは?
グリーンローンとは、グリーンプロジェクト対象の事業に限定して、金融機関から融資してもらうことです。
また、必須ではありませんが、第三者機関による借り手側の評価(融資対象として相応しいか、計画に現実性・妥当性があるかなどのチェック)を実施することが推奨されています。
グリーンローンで借りた資金は、本当にグリーンプロジェクトのために使われたのか、追跡管理されます。
似たような言葉で「グリーンボンド」というものがありますが、「グリーンボンド」は資金調達方法が金融機関からの融資ではなく、企業が債券を発行して投資家に購入してもらいます。
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