2023年8月16日、産経新聞から、新大阪連絡線・なにわ筋連絡線についての報道がありました。
直通列車の運行と、1時間6本の急行を運行、阪急から南海・JR西日本への乗り入れを検討していることが判明している他、阪急側が開発する新型車両については、南海と共通、メンテナンスは南海側に依頼する方針とのことです。
阪急の狭軌車両は南海におまかせ
産経新聞の報道によると、阪急の新大阪連絡線・なにわ筋連絡線について、阪急では以下を検討しているとのことです。
- 新大阪~関西空港間で1時間あたり6本ほどの急行を運行
- なにわ筋線以南の関空に向かうルートは南海・JR西日本双方の路線への乗り入れを検討
- 新型の狭軌車両は南海と共通の構造(メンテナンスは南海に依頼する方針)
車両については、南海と共通の構造にして、南海にメンテナンスを依頼する方針というのが、阪急の上村正美専務取締役の発言で明らかになっています。
「マルーンにはしたい」みたいだけど…
ところで、阪急の車両と言えばマルーンです。阪急は伝統的に車体をマルーンで全体を塗装し、屋根部分をアイボリーにしています。
新型の狭軌車両は、南海に合わせるということですが、産経新聞の報道でも、
阪急のシンボルである『マルーンカラー』にはしたい
―産経新聞「<独自>阪急、2031年に関空直通へ 急行を乗り入れ」
と述べられています。
手っ取り早くマルーンにするのであれば、帯のカラーフィルムをマルーン色にしてあげればおしまいですが、阪急は伝統的にマルーン全塗装(と屋根アイボリー)です。
あくまでも推測ですが、阪急の上村正美専務取締役の微妙な歯切れの発言から考えると、マルーン全塗装にしたそうな感じがしています。とはいえ、マルーン全塗装には若干のハードルがありそうな雰囲気です。
関連リンク
<独自>阪急、2031年に関空直通へ 急行を乗り入れ|産経新聞
阪急の関空乗り入れ 人の流れ変える 沿線価値も向上へ|産経新聞
<独自>阪急十三駅と新大阪、うめきたを結ぶ新線、13年開業へ|産経新聞
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