京阪本線で行われている、寝屋川市・枚方市の連続立体交差事業。
寝屋川市(香里園駅)と枚方市(光善寺駅・枚方公園駅)にかけて、総延長約5.5kmで工事が行われ、その区間は高架区間になる予定です。
その連続立体交差事業の範囲内には、ひらかたパークの最寄り駅である、枚方公園駅も含まれています。
ひらかたパークの最寄り
枚方公園駅は、京阪が誇る一大テーマパーク「ひらかたパーク」の最寄り駅です。ひらパーの愛称で親しまれていますね。岡田准一さんが超ひらパー兄さんとして、ひらかたパークの園長をつとめています。
ひらパーに行ったことがある方や、ひらパーのヘビーユーザーなら確実に利用すると思われる枚方公園駅ですが、寝屋川市から枚方市で5.5kmにわたって行われる連続立体交差事業(高架化)で、現在の枚方公園駅の駅舎は無くなります。
枚方公園駅の高架化
枚方公園駅は、京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業における第5工区に含まれています。
現在の枚方公園駅の西側に高架線を敷設し、高架後の駅舎は少しだけ南側に建設されるみたいです。
高架切替までの工事の順番としては、
- 枚方市駅方面行き(上り)の高架線を作る
- 枚方市駅方面行き(上り)のホームを高架切替
- 枚方市駅方面行き(上り)の地上線跡地に、光善寺駅方面行き(下り)の高架線を作る
- 光善寺駅方面行き(下り)のホームを高架切替
みたいですね。
なんと、枚方公園駅から少し北にある万年寺山の斜面を切り取って工事が行われるみたいです。
工事内容にも書かれていますが、地上を走る現在の線路の南側に仮線を敷設するため、万年寺山の斜面を切り取る計画となっています。
これが現在の状態。
こっちが仮線に切り替えた後の状態。
仮線を敷設した後、使用しなくなった現在線の場所に高架橋を建設して、高架化完了となります。
色々と大掛かりな工事になりますが、高架化によって除去される踏切は以下の4ヶ所です。
- 伊加賀踏切
- 枚方公園踏切
- 段田踏切
- 蔵谷踏切
全国連続立体交差事業促進協議会によると、これら全て開かずの踏切として指定されています。