阪急宝塚線・三国駅は1989年~2000年にかけて高架工事が行われました。
現在の三国駅はほぼ直線形状になっていますが、高架化前は30km/h制限の急カーブを描いていました。
…というメモです。
三国カーブの航空写真
高架化前の三国駅は影も形もありませんが、国土地理院が公開している空中写真で高架化前の三国駅のカーブが閲覧可能です。
これは現在の三国駅の空中写真(2022年)。
こちらが高架化前の三国駅の航空写真(1984年~1986年)。
重ねて線を引いてみると、明らかに昔の三国駅はきついカーブを描いています(直角に近い…)。
尚、阪急電鉄公式Twitterさんが貴重な空撮写真をアップしてくれています。新線と旧線が同時に存在している時の貴重な写真です。
1998年7月20日
阪急宝塚三国駅の下り線(宝塚方面ゆき)が高架駅へ写真は翌年撮影した空撮写真。
左が新線、右が旧線 pic.twitter.com/J7e15LdDxW— 阪急電鉄 【公式】 (@hankyu_ex) June 29, 2016
南側からの空撮でも三国カーブが直角に近い事がわかりますね。
三国カーブの貴重な資料
かつて私も、高架化前の三国駅を何度も見に行ったことがありますが、残念ながら私の手持ちの写真はこの世には存在しません(普段から記録して、大切に保管しておくことが大事ですね…)。
ですが、まだインターネット上のアーカイブに高架化前の三国駅の写真を残してくれている人がいらっしゃいますので、高架化前の三国駅を楽しみたい方はこちらを是非。
また、YouTubeに三国駅高架化前の前面展望動画をアップされている方もいらっしゃいますね(動画6:15あたりから三国駅進入)。
編集後記
三国駅をゆっくり走る阪急を神崎川の土手から見たくて、ねこは何度も自転車をかっ飛ばして見に行ったよ😺
関連リンク
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