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【阪急】十三と淡路、再開発で一気に変貌する模様(まちづくりの基本方針が公表)



副都心構想の二の舞を回避出来るのか?

以下は私の考えを交えながら文字を羅列させています。

今回、新大阪駅周辺の再開発を軸として、十三・淡路が新大阪のサブ拠点として再開発が進められる構想が発表されていますが、十三・淡路での再開発に注力しても、新大阪駅周辺の抜本的な改革にはつながりにくいと考えられます。

そもそも、新大阪駅周辺を副都心にするという計画は、1967年に大阪市総合計画局が出版した「大阪市総合計画基本構想1990」まで遡ることになります。

計画の当初は、とてもぼんやりとですが、

  • 高密度オフィス
  • ショッピングセンター
  • アミューズメントセンター
  • ホテル

などを新大阪駅周辺に用意する構想でした。

簡単に言えば、仕事・観光・余暇などで平日・休日に関わらず、多くの人を新大阪に集める…というのが、元々の新大阪駅周辺の副都心構想です。

話をすっ飛ばしますが、行政側の方針転換に伴い、副都心構想はストップします。高密度オフィスとホテルは用意されましたが、ショッピングセンターやアミューズメントセンターといった娯楽・余暇のための施設は現在もほぼありません。

その結果、どうなったかというと、平日はサラリーマンだらけ、休日は新大阪で乗り換えるだけ・通り過ぎるだけ…というのが現状です。言葉を選ばずに言わせて頂くと、「梅田の副都心として計画されたにも関わらず、梅田になり損ねた」というのが新大阪と言えます。

もちろん、伊丹空港に近いため、梅田の様に高層ビルの建設が出来ないという制約があったことや、バブル期の云々などの不運があり、その中でオフィス街として徐々に開発が進められているため、鼻ほじってるだけで何もしてなかったわけでは無いとは思います。

言いたい放題だけど、別に新大阪は嫌いじゃないよ😺

話を戻します。新大阪駅周辺地域まちづくり検討部会の現状の方針では、一応、「観光・文化・エンタメ機能」を整備するにあたって、「新大阪が目的地として楽しめる環境の整備」を検討しているみたいです。



ただし、新大阪の目的地化をしくじると、再開発後の新大阪に、今以上の役割は望めないと考えられます。恐らく、平日の日中人口が増えるだけです。

実際に統計を取ったわけではないのですが、休みの日に「新大阪に遊びに行くで!」という発想に至りにくいというのが現実です。そして、残念ながら、休みの日に新大阪に行きたくなるような目玉を作ろうというものが、新大阪駅周辺地域まちづくり検討部会の検討内容からは見えてこないです。

もちろん、再開発には莫大なお金が必要なのは充分に理解していますが、今後、ランドマークや商業施設を新大阪に作らない、つまり、休みの日に新大阪に行くという目的になるものを用意できないのであれば、北陸新幹線が全通しようが、リニアが新大阪まで建設されようが、未来永劫、新大阪の状態は変わらないと考えられます。

これを読んでいる人に聞きたいのですが、休みの日に「新大阪で遊ぼう!」ってなりますか?😺
「探せば遊べるところあるわ!そんなことも知らんのか!」というマウントを取りたい方は、Twitterに突撃しに来てね😸



関連リンク

新大阪駅周辺地域まちづくり検討部会および各種検討会について

第3回新大阪駅周辺地域まちづくり検討部会

新大阪駅エリアの民間都市開発の誘導方策検討会での検討内容|大阪府

新大阪駅周辺地域について|大阪府

震源:新大阪地域2エリア/十三駅で地下新駅直上開発へ、淡路駅は浄水場に用地創出|建設工業新聞

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