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【阪急】何故、9300系から天井が明るく感じる様になったのか?

阪急9300系以降の車両は、日立製作所が製造しています。8300系までの車両はアルナ工機が製造していたため、車両メーカーが変わったことで外観の少々の違いはありますが、天地がひっくり返るような違いはありません。

車内の雰囲気もそれほど変化はありませんが、8300系(8000系)と9300系の車内を比べると、天井が少し明るく感じるようになっています。



天井のホワイト部分の拡大

とりあえず、実際の車内の写真を見てみます。

こちらは8300系の車内。

そして9300系の車内。若干、撮影アングルのズレがあるのは見逃して頂きたく。

8300系よりも9300系の方が、天井が明るい感じがします。ついでに1300系も。

9300系と比べてラインデリア部分が白になっていますね。

ドア上(カモイ部分)を見てみると、8300系に比べて、9300系の方が、ホワイト部分が拡大されていることがわかります。

こちらは8300系のドア上。

こちらは9300系のドア上。

天井が明るくなったと感じるのは、単に、天井のホワイト部分が拡大されたから、と考えられます。

また、天井のホワイト部分が拡大されたこともそうですが、天井の材質にも変化があります。

8300系まではテカテカしたもの使用していましたが、9300系では反射しないタイプの材質に変更されています。

8300系はライトカバーを使用していても、少し「眩しい」と感じますが、9300系は間接照明と反射を抑えた材質の天井なので、明るいと感じる人が多いのではないでしょうか。

個人の感覚なので、万人がそう思うかは別ですが…😺💧



化粧板の濃さも天井の明るさを際立たせている

ところで、9300系以降、車内の木目調の化粧板の色が8300系以前よりも濃くなっています。

8300系に至るまで、徐々に化粧板の色が濃くなっているのですが、9300系では、今まで以上に化粧板の色を濃くしています。

こちらは8300系。

こちらは9300系。

化粧板が全体的に濃くなったのもありますが、乗降ドア部分や妻面部分は、ダークブラウン系統の化粧板に変わっていることもあり、天井のホワイトを、より強調していると考えられます。

落ち着いた色の化粧板だけだと、車内が薄暗く感じてしまいますが、天井のホワイト部分を拡大して、明るさを保っているのかもしれません。



編集後記

天井良い感じよね😺

関連リンク

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阪急電鉄9300系車内|鉄な車内学サイト「オンタイム」
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