東武伊勢崎線で実施されている、とうきょうスカイツリー駅付近の連続立体交差事業ですが、2022年2月4日に墨田区が、とうきょうスカイツリー駅の新駅舎デザインを発表しています。
新駅舎デザインは東京スカイツリー®と調和のとれたデザインで、東京スカイツリー®というシンボルにふさわしいデザインになっています。
とうきょうスカイツリー駅新駅舎デザイン
とうきょうスカイツリー駅の新駅舎デザインのコンセプトは、
- 東京スカイツリー®とまちの調和
- 伝統と先進性の融合
となっています。
南側駅舎外観
新駅舎南側(東京スカイツリータウン®側)のイメージパースです。
カラーはグレー基調で、東京スカイツリー®に合わせたカラーになっています。外観はシンプルかつスタイリッシュなデザインです。
新駅舎南側・浅草方駅舎入口付近のイメージパースです。
東京スカイツリー®をイメージしたデザインになっています。
こちらは新駅舎南側・曳舟方駅舎入口付近のイメージパースです。
浅草方の入口同様、東京スカイツリー®をイメージしたデザインとなっています。
北側駅舎外観
新駅舎北側(押上二丁目側)のイメージパースです。駅舎北側の曳舟寄りに留置線が3線見えます。
下町色が強い新駅舎北側は、伝統的な木造家屋に見られる”下見張り”(横に板を張る)をデザイン。下見張りパネルを上に行くほどサイズが小さくすることで、視線を自然と東京スカイツリー®に移るような工夫が施されています。
新駅舎南側・曳舟方駅舎入口付近のイメージパースです。
駅舎入口のパネルは、南側と同様に東京スカイツリー®をイメージしたデザインです。視線を上にすると東京スカイツリー®が見えるように、開放的なデザインになっています。
こちらは新駅舎南側・浅草方駅舎入口付近のイメージパースです。
こちらの駅舎入口のパネルも東京スカイツリー®をイメージしたデザインになっています。新駅舎北側の工夫で、下見張りから東京スカイツリー®に視線が移るようになっています。
ホーム
ホームについては、
上家を支える鉄骨を天に伸びる東京スカイツリー®の麓を支える枝木のようなデザイン
としており、東京スカイツリー®の円柱デザインに合わせて、ホームの支柱も円柱型のデザインが盛り込まれていることが見て取れます。
ホームの階段・エレベーター・エスカレーター部分の屋根は透過性のある素材を用いており、イメージパースを見ると外光をふんだんに取り入れた明るいデザインになっていることが分かります。
事業概要
対象路線 | 東武伊勢崎線 |
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対象区間 | とうきょうスカイツリー駅付近 (東京都墨田区押上2丁目~墨田区向島1丁目) |
延長 | 約0.9km |
対象駅 | とうきょうスカイツリー駅 ・ホーム延長:約170~210m ・ホーム幅員:約2~8m ※駅ホームを現状から東側に移設 ※島式1面2線から2面2線に変更 |
構造形式 | 高架式(嵩上式) |
除去対象踏切 | 伊勢崎線第2号踏切 |
事業期間 | 2017年度~2024年度 |
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とうきょうスカイツリー駅新駅舎デザイン報告会(令和4年2月開催)|墨田区
東武鉄道伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業の概要|墨田区・東武鉄道
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