2022年の年の瀬、12月27日に報じられた産経新聞の報道の件です。
新大阪駅~十三駅~なにわ筋線うめきた新駅(大阪駅地下ホーム)を結ぶ新線について、2031年に開業する方針を、阪急電鉄社長・阪急阪神HD副社長の嶋田泰夫氏が、産経新聞のインタビューで述べています。
「新大阪~十三~うめきた」ルートを、なにわ筋開業に合わせる模様
産経新聞は、阪急電鉄社長・阪急阪神HD副社長の嶋田泰夫氏へのインタビューで、「新大阪駅~十三駅~うめきた新駅(大阪駅地下ホーム)を結ぶ新線を、2031年に開業させる方針」ということを報道しています。
新線は十三駅を境目に2つ計画されています。
- 新大阪駅~十三駅:新大阪連絡線
- 十三駅~うめきた新駅(大阪駅地下ホーム):なにわ筋連絡線
簡単な図にするとこんな感じです。縮尺や線形の忠実性は一切考慮していません。
開業時期が2031年というのは、現在建設工事中の、なにわ筋線の開業に合わせたものです。
阪急初の「狭軌」で建設
新大阪連絡線・なにわ筋連絡線は、JR西日本と南海電鉄が乗り入れる、なにわ筋線と同じ狭軌(1,067mm)で建設されることも言及されています。
もし、開業に至った場合、現在の関西圏の大手私鉄では、近鉄と並んで標準軌(1,435mm)と狭軌(1,067mm)の両方の軌間を持つ鉄道事業者となります。
関連リンク
<独自>阪急十三駅と新大阪、うめきたを結ぶ新線、13年開業へ|産経新聞
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既存の阪急車両は標準軌のため、レールは当然ですが、車両整備用の設備も標準軌となっているため、狭軌車両を新造したとしても、保守整備環境や留置場所がありません😿