2022年度に阪急阪神ホールディングスが芝田1丁目計画を発表しています。
芝田1丁目計画では、阪急大阪梅田エリアで長年親しまれてきた、新阪急ホテル・阪急ターミナルビル(阪急17番街)・阪急三番街が再開発の対象となっています。
芝田1丁目計画とは?
梅田エリアは、うめきた先行開発(グランフロント大阪)・うめきた2期(グラングリーン大阪)プロジェクトとして注目されていますが、阪急・阪神の梅田エリアも大きな再開発が進んでいます。
芝田1丁目計画は、阪急阪神ホールディングスが携わる、梅田エリアの大型開発事業の一つで、阪急大阪梅田駅周辺の再開発事業となります。
芝田1丁目計画で変わるもの
芝田1丁目計画では、新阪急ホテル・阪急ターミナルビル(阪急17番街)・阪急三番街が再開発の対象となります。
新阪急ホテル
新阪急ホテルは、1964年8月8日に開業した阪急阪神第一ホテルグループのホテルで、ビジネスマン向けのホテルとして開業しています。
名称 | 大阪新阪急ホテル |
階数 | 地上10階 地下2階 |
客室総数 | 961室 |
開業 | 1964年8月8日 |
運営会社 | 阪急阪神ホテルズ |
新阪急ホテルは、芝田1丁目計画の建替え対象のうち、最古参(開業後59年)となります。
尚、2025年3月までに営業終了することが決まっているため、開業から61年でその幕を閉じることになります。
阪急ターミナルビル(阪急17番街)
阪急17番街が入居している阪急ターミナルビル。「17階建て」ということから由来して17番街という名称になっています。
名称 | 阪急ターミナルビル |
階数 | 地上17階 地下4階 |
高さ | 76.53m |
延床面積 | 34,390m² |
商業施設面積 | 2,768m² |
竣工 | 1972年3月14日 |
5階・6階が商業区画で、7階~16階がオフィス、最上階である17階はレストランです。3階は阪急大阪梅田駅に直結しています。
阪急三番街
阪急三番街は、阪急大阪梅田駅から直結しているショッピングセンター。
飲食店・ホビーショップ・雑貨屋・ファッションなど多岐にわたる業種がテナント入っている他、光の砂時計やトレビの広場の泉、泉から流れている小川などの有名スポットがあります。
名称 | 阪急三番街 |
階数 | 地上2階 地下2階 |
延床面積 | 81,874m² |
商業施設面積 | 38,629m² |
開業 | 1969年11月30日 |
鉄道模型ファンにはお馴染みのポポンデッタもありますね。
芝田1丁目計画の戦略目的
芝田1丁目計画のターゲットは、世界から大阪に訪れる人たちです。
国際交流拠点を目指しており、
大阪梅田ならではの「独自価値」によって「新産業創出拠点」「国際観光拠点」としての機能を創出すること
を銘打っています。
既に開業済のグランフロント、これか開業するうめきた2期・グラングリーンと目指すところは同じですが、阪急ならではの価値を創出することが、芝田1丁目計画の戦略目的となっています。
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