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【阪急】京都線の10両編成復活の可能性は低そう…?

2022年12月のダイヤ改正で、阪急京都線から10両編成の運行が消滅しています。

社会情勢の変化に伴う10両編成の運行が一時的にストップした…のかと思いきや、どうやら10両編成の復活は微妙な状況になっています。



京都線の10両編成

1985年11月18日のダイヤ改正で、京都線で朝ラッシュ時において10両編成の運行が開始されます。

増結用の7300系2両編成が桂駅にて8両編成と連結し、10両編成で運行していました。また、ラッシュの時間帯を終えると、桂駅に戻って増結用の7300系2両編成を切り離していました。

…が、2022年12月17日のダイヤ改正で京都線における10両編成の運行が終了。阪急で10両編成の運行が残っているのは神戸線のみとなっています。

そして、2023年7月24日から桂駅でホームドアの設置工事が始まり、10両編成が復活するのかどうかという事が、少し見えてきました。



10両編成の運行は復活しない…?

桂駅のホームドアの有効長

2023年7月24日から桂駅のホームドア設置工事が始まっています。まだ、工事が始まって間もないですが、どうやら8両編成をカバーする範囲のみで行われる模様です。

桂駅のホーム有効長は10両編成まで対応していますが、工事の掲示を見ると、8両の範囲までしか設置しないように見えます。

 

また、ホーム上の工事状況(7月25日時点)は、8両編成まで工事の手が付けられている様子ですが、10両編成の停止位置は特に何もありません。

これから工事が進めば詳細が分かってくると思いますが、現時点では、駅の掲示とホームの状況を見ると、10両編成が復活する可能性は低そうです。

ただし、また工事が始まったばかりなので、これから10両編成の停止位置にも工事が入る可能性もあるかもしれません。

電気連結器の撤去

8300系8301Fがリニューアル工事を終えてその姿を現しましたが、8300F先頭の8301の電気連結器が撤去されています。8301Fは7300系2両編成とのペアで10両編成での運行されていました。

正雀でリニューアル工事後に出て来た8301F。電気連結器が無くなっている。

今回の8301Fのリニューアル工事で電気連結器を撤去したことによって、今後、8301Fでは10両編成による運行を実施しないということになります。

再度、電気連結器を付け直せば話は別ですが、先述の桂駅のホームドア設置範囲が8両編成までということを考慮すると、電気連結器を付け直すという可能性も低そうです。



編集後記

もしかしたら桂飛ばし…なんて可能性も残っていますが、増解結を桂駅で実施していたので、10両編成復活は可能性低そうですね😿

あと、『阪急ファンクラブ会報 vol.105』でも、10両編成の運用に就いていた7300系の2両編成が休車扱いとなっており、去就が気になるところですね😿

参考文献

『阪急ファンクラブ会報 vol.105』阪急電鉄

『阪急電車』山口益生著 JTBパブリッシング

『鉄道ピクトリアル No.837 2010年8月臨時増刊号 【特集】阪急電鉄』 株式会社電気車研究会

関連リンク

2022年12月17日(土)初発より 阪急全線(神戸線・宝塚線・京都線)でダイヤ改正を実施 ~2024年に京都線で座席指定サービスを開始します~ |阪急電鉄

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