阪急は8000系・8300系までアルナ工機(現・アルナ車両)が車両製造を実施していましたが、9300系からは日立製作所が製造しています。
A-trainという車両ブランドで製造して規格統一することで、製造時に発生する製造・調達の導入コストや、運用開始以降の整備・点検・修理などのランニングコストの削減を図りました。
そして、9300系で導入されたあるモノが、いま、阪急から消えようとしています。
特徴的な手すり
9300系では乗降ドア部分の手すりを、従来のものからスタイリッシュなデザインのものに変えています。
車体・ドアと一体感のある手すりです。パッと見て「手すり無いやん!」ってなる手すりです。
車外から見ると、手すり無さそうに見みえますね。
ところが、この手すり、9300系の途中製造分から採用されなくなりました。