JR西日本は、2022年10月20日のリリースで、新型「やくも」のデザインを公表しました。
特急「やくも」が運行される山陰・山陽エリアの魅力を存分に引き出したカラーリングと思えるデザインになっています。
デザイン
デザイン監修は株式会社イチバンセンのデザイナー・川西康之氏です。
デザインコンセプトは車外と車内の2本立てとなっており、それぞれ
「沿線の風景に響き自然に映える車体、山陰の我が家のようにくつろげる温もりのある車内」
とのことです。
エクステリアデザイン(車両外観)
ブロンズカラーの新型やくも。
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JR西日本プレスリリースより
鬱金色(うこん)・黄金色(こがね)・銅色(あかがね)・赤銅色(しゃくどう)を掛け合わせ、やくもブロンズが、新型やくものコンセプトカラーになります。
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JR西日本プレスリリースより
ロゴ・シンボルマークは、やくもブロンズと、やくもの文字を可視化した様なデザインになっています。
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JR西日本プレスリリースより
インテリアデザイン(車内)
座席は「普通車」「グリーン車」「グループ向け座席」の3種類が発表されています。
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JR西日本プレスリリースより
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JR西日本プレスリリースより
「山陰の我が家のようにくつろげる温もりのある車内」というコンセプトで、普通席は緑色の「麻の葉柄」・グリーン席は黄色ベースにした「積石亀甲」となっています。
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JR西日本プレスリリースより
グループ向け座席は、普通車と同じカラーリングです。
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JR西日本プレスリリースより
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JR西日本プレスリリースより
ユーザーライク観点の設備
快適性
JR西日本・鉄道総合技術研究所・川崎車両の共同開発で、国内初となる「車上型の制御付自然振り子方式」を採用する予定です。
そして、座席間隔の拡大や座り心地を改善した座席の採用も掲げており、山地が多い中国地方での長距離移動による疲労感を軽減する配慮も忘れていません。
バリアフリー・利便性
また、「バリアフリー・利便性」の項目では、以下を実施することが記載されています。
- 車椅子スペースの拡大、多目的室の設置
- 車内Wi-Fi
- 全席コンセント
- 大型荷物スペース設置
車内Wi-Fiと全席コンセントは、近年新造されている特急形車両では、ほぼ標準設備となっています。もちろん、お金はかかりますが、JR西日本がユーザーライクを意識したことが分かります。
関連リンク
特急「やくも」に投入する新型車両のデザインの決定について|JR西日本
西日本旅客鉄道株式会社殿向け「やくも」を受注いたしました。|近畿車輛
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プレス画像を見るとグリーン席の隣(グリーン席と同じ車両)にあることが分かります😺