2024年3月15日に開催された摂津市議会の駅前等再開発特別委員会で、阪急京都線・摂津市駅の連続立体交差事業における、用地取得の進捗が明らかになっています。
契約ベースでは約70%まで進捗している状態で、仮線が建設される東側は約90%まで進んでいるということです。
用地取得は契約ベースで約70%
まず、2023年3月時点のおさらいから。
2023年3月16日に開催された駅前等再開発特別委員会記録の中に、用地取得の進捗は次の様に記載されています。
1点目の、現在の進捗ですけれども、このニュースにも記載してあるように、用地の取得率で47%をしております。来年度予算どおり予算頂ければ、用地につきましては約80%まで取得できる見込みでございます。
―駅前等再開発特別委員会記録(令和5年3月16日)|摂津市議会
つまり、2023年3月時点については、
- 2022年度実績:用地取得率47%
- 2023年度目標:用地取得率80%
という状況でした。
そして、2024年3月15日に開催された駅前等再開発特別委員会記録では、
令和6年度の中身ですけれども、まず一つ目は、今お示しのあったように、まず用地取得に取り組んでいきます。現段階では、面積ベースで約60%、権利者の契約ベースでは約70%の進捗はしてございます。
―駅前等再開発特別委員会記録(令和6年3月15日)|摂津市議会
とあるように、
- 2023年度目標:用地取得率80%
- 2023年度実績:用地取得率70%(目標のマイナス20%)
という進捗状況が明らかになっています。
仮線が建設される東側は約90%の用地取得
また、用地取得の状況が東西に分かれて報告されています。
現在は、用地の取得の西側と東側では、まず仮線側の東側につきましては、契約ベースですけれども約90%弱、89%の契約いただいてます。
反対側につきましてはちょっと遅れてございますので、約50%、48%の契約をいただいてるところでございます。令和6年度の目標としましては、東側を100%買いたいと思ってございます。
西側につきましては、やはり一部残るところがございますので、令和7年度にかけて、しっかり引き続き、交渉をやっていきたいと考えております。―駅前等再開発特別委員会記録(令和6年3月15日)|摂津市議会
摂津市駅の高架化は仮線を建設して、上り線・下り線を順次切り替える方式で、摂津市駅の東側に仮線を設けます。
摂津市議会の駅前等再開発特別委員会記録では、仮線を設ける東側の進捗は約90%ということが明らかになっています。
2024年度目標は、東側を100%まで進め、西側は2025年度以降も用地取得の交渉を進めるとのことです。
関連リンク
駅前等再開発特別委員会記録(令和6年3月15日)|摂津市議会
😼ランダムで記事を見る😽