先日、阪急京都線・長岡天神駅のエキセン(駅の先端)にホーム柵が設置されています。
長岡天神駅は10両編成が停車できるホーム有効長ですが、ホーム柵が設置されたことにより、8両停止位置までしか入れなくなり、実質的なホーム有効長が8両編成分となりました。
長岡天神駅のエキセン(駅の先端)にホーム固定柵
長岡天神駅がどういう状況になったのか。早速ですが、写真を見て頂ければと思います。
1号線・2号線ホーム(京都河原町方面)の京都河原町寄り。
1号線・2号線ホーム(京都河原町方面)の大阪梅田寄り。
3号線・4号線ホーム(大阪梅田方面)の京都河原町寄り。
3号線・4号線ホーム(大阪梅田方面)の大阪梅田寄り。
この様に、各ホーム先端に柵が設置されたため、エキセン(駅の先端)に入れなくなっています。
設置位置は8両停止位置に上下で設置されています。そのため、大阪梅田寄り・京都河原町寄りともに1両分なので合計2両分、客扱い可能なホーム有効長が削られたことになり、長岡天神駅における実質的なホーム有効長が10両分から8両分に縮小されています。
京都線の10両編成停車駅では3例目
2022年12月17日のダイヤ改正で、京都線の10両編成運行を取りやめています。
それから約1年後の2023年12月に、10両編成が停車していた西院駅2号線で9両目・10両目の位置に柵が設置されています。
大宮駅も柵が設置されているため、今回の長岡天神駅における柵設置は、西院駅・大宮駅に続いて3例目になります。
やはり、京都線の10両編成復活は無さそう…?
西院駅に続いて長岡天神駅でも柵が設置され、かつて10両編成が停車していた駅のホーム有効長が、実質的に10両分から8両分に縮小されています。
阪急公式から発表はありませんが、
- 西院駅・大宮駅・長岡天神駅に柵を設置(実質的なホーム有効長が10両→8両に縮小)
- 桂駅のホームドア設置工事の施工範囲が8両分
という状況から考えると、京都線での10両編成運行の復活の可能性は、限りなくゼロに近いと言えます。
2024年3月時点で、実質的なホーム有効長を縮小する目的で柵が設置されているのは西院駅・大宮駅・長岡天神駅の3駅で、10両編成が停車していた京都線の駅に徐々に柵が設置されています。
関連リンク
2022年12月17日(土)初発より 阪急全線(神戸線・宝塚線・京都線)でダイヤ改正を実施 ~2024年に京都線で座席指定サービスを開始します~|阪急電鉄
趣味的な話をすると、両先端を封鎖しているので、停車中の写真をホーム上から撮影しようとすると、角度がきついため今までよりも難易度は上がります。広角レンズでもかなり焦点距離が近いものを用意する必要がありますが、そのために広角レンズを用意するのも面倒かなと思います。
2号線側から大阪梅田方面行きの走行中の写真を、エキセンで撮影をする人はそれほど多くない印象ですが、焦点距離200mm以上のレンズは欲しいところかもしれません。
…というわけで、今度改めて撮影してきます😺📸