2007年から休車になっている7300系のC#7851。雨の日も風の日も、ほぼ毎日、ずーっと留置線でお休みしていましたが、ここ最近、17年間休車になっているC#7851に動きが見られます。
ここにきてC#7851に何が…?
2024年2月25日と3月2日の正雀ウォッチでも掲載していますが、C#7851に何やら手が入った模様です。
目隠しされているので、中の様子は見えませんが…
車内にケーブルを通して何やら作業しているみたいです。タイミングによっては、C#7851の車内から大きな機械音が聞こえるので、結構大掛かりな作業をしている様に見受けられます。
C#7851が復活する…?
長らく休車になっていたので、「そのまま廃車なのでは?」と考えていたのですが、そもそも廃車の場合に、わざわざ目隠しまでして作業しないと思われます。
そうなると、ここにきてC#7851が何かに活用されることが考えられます。妥当なところは、運用復帰でしょうか。
ただ、C#7851は長期間使用されていません。さすがに内装や機器類が劣化しています。また、17年前の内装だと現在運行中の車両と比べてバリアフリー対応等が施されていないため、回復工事だけでなく、7300系リニューアル車両相当の工事が行われると考えられます。
復帰する場合、どこに充当されるのか?
仮に、C#7851が7300系リニューアル車両相当の工事が施された場合、「どの編成に組み込まれるのか」が気になるところです。
ザックリですが、
- 新2300系投入で、3300系・5300系を徐々に置き換え
- 7300系から7両編成を組成(中間車余る)
- 7300系8両編成の余剰中間車を7300系2両編成に組み込む
- ついでにC#7851をどこかに組み込み
みたいなことが行われる…かもしれません。
新2300系投入による3300系の置き換えと、5300系の組成変更、そして、京都線の7両編成の組成をどうするのかがポイントになると思います。
2024年1月1日時点(『阪急電鉄鉄道ファンクラブ会報 2024 VOL.107』より)で、3300系は8両編成1本と7両編成3本。新2300系が3300系を置き換える前提で考えると、新2300系の4本目が投入されると、3300系が全て引退してしまうことになります。
5300系8両編成は残り3本なので、5300系を全て7両編成に組成しても、新2300系の5本目が投入されると、今度は5300系以外から7両編成を組成する必要があります。
5300系以外で7両編成化を組成する候補としては、車齢順で考えた場合は7300系。もし、7300系7両編成化するのであれば、発生する余剰の中間車と、今回動きが出ているC#7851を活用し、「7300系2連+7300系余剰中間車(1両)+C#7851」にして、嵐山線用のワンマン車両(4連)を組成というパターンもあります。
編集後記
C#7851、これからどうなるのかしら?😺