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【京成】3100形はこのまま打ち止めになってしまうのか?

京成グループの中期経営計画「D1プラン」で明らかになった新形式・3200形の製造。

一方、京成グループ標準車両として開発され、成田スカイアクセス線仕様が6編成投入された3100形ですが、2022年度以降の製造は白紙となっています。

このまま、3100形は成田スカイアクセス線仕様の6編成だけ製造で打ち止めになってしまうのでしょうか?



3100形は現時点で3150番台が6編成在籍

もともと、3100形は成田スカイアクセス線仕様の車両として導入されました。2021年度末時点で、合計6編成が導入されています。

導入された編成番号を見ると分かりますが、3150番台が付与されており、3100番台は空いている状態です。

京成ファンの多くは「いずれは3100形の京成本線仕様(3100番台)が製造されるだろう」と予想していました。ところが、2022年度の移動等円滑化取組計画書では、製造計画の変更によって、2022年度以降の3100形製造が無くなりました。

そして、追い討ちをかけるかのように(?)、京成グループの中期経営計画「D1プラン」で3200形の製造が発表されたことで、3100形3100番台が製造される可能性が低くなりました。



3200形との棲み分けは出来る?

3200形の情報がほとんどないので何とも言えない部分もありますが、3200形の特徴として、

編成車両数が変更できる新形式車両

京成グループ長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」の策定について|京成電鉄

ということが記載されています。

2022年度現在、京成に在籍している3100形3151編成~3156編成の大きな特徴としては、

  • 成田スカイアクセス線仕様の車内
  • 都営浅草線・京急線への直通が可能

の2点です。

仮に、3100形の3100番台が製造されるのであれば、

  • 京成本線仕様の車内
  • 都営浅草線・京急線への直通が可能

ということになると考えられます。

表にするとこんな感じ。

形式 3100形
3150番台
3100形
3100番台
3200形
状況 現役 不明 製造予定
編成 8両固定 8両固定(?) 両数変更可能
車内 成田SA仕様 京成本線仕様 京成本線仕様
直通 可能 可能(?) 不明

3100形3100番台にしか担当出来ない運用があるのであれば、京成本線仕様の3100形3100番台(京成本線仕様)が製造される可能性が残ります。

その他、わずかな可能性としては3400形を3100形3100番台で置き換えるシナリオが残っています。

3400形・3500形・3600形も含めたシナリオとしては、

  • 3400形←3100形3100番台(京成本線仕様)で置き換え
  • 3500形・3600形←3200形で置き換え

という具合でしょうか。

しかし、3200形が3400形まで置き換える汎用性の高い車両として設計されるのであれば、3100形3100番台が製造される可能性が限りなくゼロに近くなるかもしれません。



編集後記

どうなるのかしら?😺

【2022年9月23日追記】

どうやら、3100形・3200形の資金調達を進めているため、3100形は継続して製造されるみたいです😺

【京成】グリーンローン利用で3100形・3200形の導入資金を調達へ
京成電鉄は2022年9月22日のリリースで、グリーンローンによる資金調達の実施を発表しています。 グリーンローンの資金使途目的のうち、「車両の導入に係る投資」で3100形・3200形の導入が記載されています。

関連リンク

移動等円滑化取組計画書(2022年度)|京成電鉄

京成グループ長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」の策定について|京成電鉄

京成3100形 車両パンフレット(PDF 37.0MBなのでWi-Fi環境化での閲覧推奨)|京成電鉄

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