KBSの報道で、高松琴平電気鉄道(ことでん)の新車購入費用として、香川県の2024年度当初予算案に4,500万円が計上されることが判明しています。
新車購入を香川県が支援
KBSの報道によると、香川県が高松琴平電気鉄道(ことでん)の新車購入費用として、2024年度当初予算案に4,500万円が計上されることが判明しています。
また、輸送設備の整備支援費として7,500万円も盛り込まれるとのことです。
2023年度も、高松琴平電気鉄道の設備整備費への支援として1億5,000万円を計上しており、遮断機トラブルのために追加で3,200万円の補助がでています。
ことでんにとって「新車」
2023年度の移動等円滑化取組計画書では、
新駅と複線化事業に合わせたまちづくりの車両の増備や老朽化した車両の代替は、国や自治体等の協力を得て、令和6年度よりバリアフリー化された車両の設計を始め、令和 7 年度より車両の更新を行う。
―高松琴平電気鉄道「移動等円滑化取組計画書」(2023年度)
と記載されており、
- 2024年度:バリアフリー化車両の設計
- 2025年度:車両更新
ということまでは判明していました。
更新が「既存車両の更新工事」を指すのか、新造車両なのかは不明ですが、2025年度内に、高松琴平電気鉄道へ「新しい車両」を導入するため、香川県の支援を受けることになります。
新造車両の設計費として9,000万円も
2024年2月9日に、令和6年度当初予算の概要が公開されており、地域公共交通確保維持改善事業で「(2)車両安全運行確保・環境改善事業」で、9,000万円の予算が組み込まれています。
(2)安全・安定した運行の維持と利便性・快適性の向上による利用者の増加を図るため、高松琴平電気鉄道(株)の車両更新に要する経費に対し、補助を行うもの。
・令和6年度対象経費:新造車両の設計費
・負 担 割 合:国9/20、県9/40、沿線市町9/40、事業者1/10
新造車両とありますが、本当に新造なのか、他社譲渡車両を改造したものを新造として扱うのかは微妙なところですが、ことでんに新しい車両が入って来ることは間違いなさそうです。
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