2023年5月10日、京急は2023年度の設備投資計画を発表しています。
車両関係では、1000形8両編成1本と、1000形6両編成1本が新造予定で、8両編成・6両編成ともに2019年以来の新造となります。
8両編成・6両編成ともに2019年以来の新造
2023年1月13日に鉄道旅客運賃改定を申請した3日後の1月16日、公開されたパブリックコメントの添付資料に記載があった通り、2023年度は合計14両が新造されます。
パブリックコメント公開時に、合計14両の内訳は不明でしたが、2023年度の設備投資計画で、改めて内訳(1000形8両編成1本・1000形6両編成1本)が明らかになりました。
8両編成・6両編成ともに2019年が最後の新造であり、2020年度以降は1000形1890番台「Le Ciel(ル・シエル)」が製造されていました。8両編成は1225編成以来、6両編成は1667編成以来となります。
尚、6両編成は「代替新造」という記載があり、1500形6両編成が置き換えられる可能性があります。
ステンレス車両では初の更新工事の可能性も?
2023年度は1000形16両のうち、8両編成1本が更新対象となっています。
1000形アルミ車では、車体更新・機器更新のいずれかを、2023年度までに完了しています。順当に行けば、2007年の製造から15年以上が経過している、1000形1073編成(ステンレス車両)が更新対象の可能性があります。