2024年2月8日に朝日新聞デジタルの報道で、JR川口駅に上野東京ライン停車に向けて動き出すことが明らかになっています。
現在、川口駅は京浜東北線が停車しますが、実現すれば、並行して走行している上野東京ライン経由の宇都宮・高崎線も川口駅に停車可能となります。
上野東京ラインが川口駅に停車へ?
何だかエイプリルフールみたいな報道ですが、2037年以降に、川口駅に上野東京ライン(高崎線・宇都宮線)のホームを設置するみたいです。
ホーム設置や駅舎建設の費用については、川口市が負担する方針で、一部は国庫補助を使用する見込みですが、その他の捻出については、起債や新たな基金の積み立てなどでまかなうとのことです。
JRの計画案では、建設費用は約420億円か389億円となっており、既存の歩行者用デッキをどう活用するかで額が変わるとのこと。
尚、2024年2月1日付の読売新聞オンラインで、川口市側が作成した駅再整備計画案が明らかになっており、自由通路の設置を盛り込むと、最大431億円の規模になる検討が出てきます。
工事は測量や設計に2~4年程度、その後、ホームや駅舎の建設に10~12年かかる見通しで、早ければ2025年に、JRと川口市が基本協定を締結し、2037年以降に上野東京ラインの列車が川口駅に停車することになります。
乗車人員はJR東日本内で52位
JR東日本が発表している2022年度の1日平均の駅別乗車人員で、川口駅は52位の71,354人。コロナ前の84,197人に比べると、約13,000人少ないですが、コロナ前後で順位は変わらず、関東圏における大きな利用駅の一つです。
湘南新宿ラインについては、2016年に川口駅に停車する要望を川口市長から国土交通省に要望書を提出していますが、湘南新宿ラインに関しては現時点では不明です。
関連リンク
JR川口駅に上野東京ライン停車へ 駅舎など建て替え市が負担 埼玉|朝日新聞デジタル
JR川口駅再整備 上野東京ライン停車 歩行者デッキ拡幅案|読売新聞オンライン
東京圏における今後の都市鉄道のあり方 について(案)|国土交通省
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