2021年2月17日の朝日新聞の初報にて明らかになった、阪急の有料座席指定サービス。それから約2年9ヶ月後の2023年11月21日に、満を持して有料座席指定サービスの名称「PRiVACE(プライベース)」の発表に至りました。2024年夏頃に京都線への導入が明らかになっています。
当サイトで引き続き追いかける予定ですが、ひとまず、区切りとしてタイムライン形式でまとめることにしました(資料集めただけですが、Wikipediaのベースになるはず)。
「PRiVACE(プライベース)」導入までのタイムライン
「PRiVACE(プライベース)」導入までのタイムライン
- 2021.2.17
- 2021.5.21決算説明で初発信
- 2022.5.20導入時期を発表
- 2022.10.12ダイヤ改正を発表(準特急を新規導入)
- 2022.12.17ダイヤ改正を実施準特急が運行開始
- 2023.10.6新2000系・新2300系導入を発表
- 2023.11.21座席指定サービスの名称を発表
- 2024.2.26デビュー時期・料金・車内イメージ公開
- 2024.4.16報道公開
- 2024年7月運行開始予定1時間あたり2~3本の頻度で運行予定
- 2025年増発予定編成増備後、1時間あたり4~6本の頻度で運行予定
当初コンセプトからは変更
有料座席指定サービスの初報から追いかけて行くと分かりますが、当初コンセプトから変更となっています。
有料座席指定サービスの話が出て来た発端は、2021年2月17日の朝日新聞デジタルの報道です。
報道内容を要約すると、
- 通勤時間帯に有料で座れる特急車両の導入
- コンセントや通信環境も整備
- 大阪梅田~京都河原町での想定
- 専用車両 or 一部車両の有料指定席
というもの。つまり、当初のコンセプトは、「通勤時間帯の座席指定サービス」であったと言えます。
ただ、朝日新聞の報道後、2021年・2022年の決算説明では、通勤時間帯とは明記しておらず、「座席指定サービス」と記載されています。
2023年11月21日のリリースで、有料座席指定サービス名称「PRiVACE(プライベース)」の発表とともに、「特急・通勤特急・準特急」への有料座席指定サービスの導入が明らかになっています。
通勤特急・準特急は通勤時間帯に運行していますが、特急は日中にも運行されており、通勤時間帯以外にも「PRiVACE(プライベース)」が運行されることが分かります。
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